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2006年12月08日
そろそろソロ
なるにはシリーズの「パイロットになるには?」という本がある。
確か、中学2年とか3年とか・・・もぉー10年くらい前の話だが、当時2000円くらいの大金を払ってやっとの思い出買った黄色いカバーの本だ。
すごいボロボロになるまで何度も読んだ。本当、ボロボロだったけど、20歳過ぎてもたまに暇なときは読んでいた。10年前のあの日は、パイロットになるなんて夢のまた夢で、まぁ、ただ、乗り物マニアの精神的な部分があの本を読ませていたんだと思う。
中学の卒業文集でも、パイロットになって、空を飛び回っているから、地元を空から見下ろします。的な、恥ずかしい内容の文章が書いたんだけど、それでも、その数年後には航空大学に入学しているなんて想像もしてなかった。本当、ただただ飛行機がかっこよかった。パイロットがかっこよかった。
そんなパイロットが人生で一度しか経験しない貴重な体験がある。
「ファースト ソロ」
当たり前だが、人生で一度しか初単独飛行は経験できない。初めて操縦桿を握って、すべてが初めてだったあの日から、25時間。とうとう今日、そのファーストソロを行った。
教官と最初に技量について最終確認を行う。教官からGOサインが出た。飛行機に乗り込みさっさと準備を済ませる。
教官はもちろん同期も降りてボナンザの中には自分1人になった。
坦々といつも通りの作業を進めていく。ソロだからって特別なことは何一つない。とにかく普段どおり。
JA4169 First Solo R/W35 Cleared Take off
管制から離陸許可をもらい、とうとう自分一人が乗った飛行機は空に舞い上がった。
それから先はとにかく必死だった。とにかく降りなければ。とにかく、普段どおりの操縦をしなければ。回りの景色を楽しむ余裕なんてそのときの自分にはなかった。
でも、周りのトラフィックを確認するためにあたりを見渡したとき、その飛行機には誰もいなかった。そのとき、一人で飛んでいるんだなぁ。と改めて感じる。
必死なまま着陸。まぁ、納得のいく着陸ができた。その後、管制官から「ファーストソロおめでとうございます。」という言葉は、本当うれしい。
人生で一度しかない経験、ファーストソロ。
これから、長く辛く引退するまで続くパイロットとしての試練のひとつをようやく乗り越え、ちょっと涙腺が緩みながらも担当教官からもらったウイングマークがちょっとうれしかった。
投稿者 syuncom : 09:53 【コメント (1)】 【トラックバック (0)】
2006年12月13日
もう一回!
9月27日の記事で日本の最初で最後の旅客機YS-11の別れを惜しんだわけです。
あれから3ヶ月、日本の旅客に彼の姿を見ることはできなくなったわけです。
が!しかし、彼はまだ、死んでいなかった。。。。国土交通省航空局っていう、日本の空を取り仕切っているめちゃくちゃすごいところの検査用航空機として彼はまだ現役バリバリで日本の空を飛び回っていました。
昨日午前フライトですごいハイテンションで操縦していたら無線で「YS-11が検査飛行で帯広空港に12時30分着陸予定。」とさ。
しかも、なんと昼に中身を見学させてくれるというではありませんか!訓練終了後は教官に土下座する覚悟で、訓練後ブリーフィングを夕方からにしてください。とお願いしたら意外とあっさりOK!もらったんで、まぁ、行きました。YS-11の元へ。入りました。YS-11の中へ。歩き回りました。YS-11の中を。
とりあえず、もとYS乗りの教官がコックピットの説明をしてくれて、まぁ、とりあえず、普段博物館に展示してある級の古いコックピットを見て、なんか、このコックピットの中や整備士さんたちの熱い思いが自分を包み込みました。
なんか、飛行機の歴史はライト兄弟が飛んでから100年ちょっとしかたっていないで、YS-11が40年以上も飛んでいること考えると、航空業界がいかにすばらしい発展を遂げてきたかがわかります。
教官の中にもYS-11を乗っていたという人は山ほどいるわけで、中にはYS-11よりもっと古い飛行機を乗り回していたという人もいるわけで。。。
YS-11を拝むのも良いけど、教官の経歴も十分拝む価値があると思いました。
投稿者 syuncom : 13:13 【コメント (0)】 【トラックバック (0)】
2006年12月20日
生かされながら生る
ここ2週間くらいずーっとソロで帯広の町を飛び回っています。だいぶ、飛行機の操縦にもなれ心にも時間的にも余裕が出てきたこのごろその隙間にやつが現れます。
油断・気の緩みです。ソロフライトといっても数回に一回は教官と一緒に飛んだりもして、そのときにばっちりと指摘されてしまいました。
高度はずらす、速度はずらす、コースもずらす。というまぁ、完全に油断と気の緩みとお友達になっていました。その日のブリーフィングでも教官が「ソロに出た学生は必ずと言って良いほど気が緩み、ソロの前より操縦が下手になる」そうです。。
今、ソロが続く今だからこそ、基本を大切にしたいと思いました。
それにしても最近のフライト、楽しいって言うより今日もフライトが安全に帰ってこれたという安堵感のほうが強く感じます。最近空を飛ぶことが当たり前になってきたけど、自分にとって空を飛ぶことがどれだけ特別で幸せで、そしてどれだけ危険でそしてどれだけの人がバックアップしてくれているのか技術面だけではなくて、すべて初心に戻ってもう一回考えてみようと思っちゃったりしてます。
投稿者 syuncom : 16:17 【コメント (0)】 【トラックバック (0)】
2006年12月25日
網走観光
はい。メリークリスマス。クリスマスだろうが、なんだろうが、訓練は続きます。なんていうのか、クリスマスフライトです。
まぁ、でも今年は幸い23日24日と土日でしかも25日の訓練が行われれば冬期休暇をいただけそうです!なので年内は最後の週末!。¥行ってきましたよ!網走へ、知床へ。
同期5人で朝起きて、機長の出発前の確認事項をチェケラ。そして出発。気がついたら網走でした。別に寝てたわけじゃないよ。そこにあったのは雪平原!でも、カーナビで確認するとなんとまぁ、カチンコチンに固まった湖。
まぁ、ちょっとポッチャリ系。の私は氷の上には立てませんでしたけど、はしゃぎまくり次の目的地、網走刑務所博物館へ!囚人と一緒に寝てきました。
まぁ、さほどの盛り上がりもないまま、知床半島へ。
知床半島はすげぇ。すごすぎる。何がすごいってお昼を食べるために入った「一休」という飯屋。どのガイドブックにも掲載されている有名店で一番のお勧めメニューは鮭親子丼(\1300)
見た目がすごい!味がすごい!値段がすごい!の三拍子そろったすばらしい料理を食べさせていただきました。マジうまい。あの値段であの味。すごすぎる!知床で取れたイクラと鮭の切り身。また食べにいきます!
そしてその日はホテルに泊まって夜はまぁ、アレです。すげぇ不健康な景色が広がっていました。そして次の日はワカサギ釣り!ホテルから2分のところの湖でいざトライ!Let’s トライ。
まぁ、つれる釣れる。笑ってしまうほど釣れるありさま。終いには河カレイを釣ってしまう状況で2時間くらいで袋いっぱいです。
時計をなくしながらも帯広に帰投してUちゃんの誕生日会を兼ねてワカサギの天ぷらパーテー。
今度は、稚内を目指したいと思います。
投稿者 syuncom : 09:48 【コメント (0)】 【トラックバック (0)】
